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楽天、「楽天市場」の店舗からの個人情報流出を発表

　8月1日、楽天は再発防止策としての新顧客情報管理体制を発表。これまで個人情報の安全を管轄していた情報セキュリティ室を本日付けで情報セキュリティ本部に格上げし、本部長として三木谷浩史社長が就任。11日までに「楽天市場 カード決済代行あんしんサービス」を実施し、さらにはクレジットカード決済対応店舗全店への包括加盟契約である「R-Card plus」の導入をめざす。これにより店舗にクレジットカード情報が渡らなくなる。また9月1日を目処に店舗がユーザーのメールアドレスに触れる必要のない「メールフォーワーディング機能」を導入するという。

また、管理・運用面についても強化を図り、8月中に各店舗のセキュリティ対策実施状況に関するオンラインヒアリング調査を実施、各店舗に対して楽天が用意するセキュリティテストに合格した「セキュリティ責任者」の設置を義務付け、出店店舗向けの個人情報取扱い講座の開設、各店舗の情報管理状況の定期的な点検、各店舗におけるログインに必要なパスワードの変更期間の大幅短縮などを実施するとのこと。

警察の調査なども現在進行中であることなどから今回の事件に対する内容についての言及はなし。今後新たな事実が判明した場合には、捜査に支障がない範囲で速やかにホームページ上に開示するとのこと。