ソニー銀行は2月10日、元行員が顧客のパスワードを不正に入手し、5つの口座から約3,700万円を着服していたと発表した。 昨年10月13日に顧客からの問い合わせで発覚したもので、元行員は着服金を借金返済に充てていたという。元行員は顧客がパスワードの再発行時などに作成される仮パスワードを社内で閲覧できる立場にあった。同行は元行員を昨年10月15日付で懲戒解雇し、2月に告訴状を提出した。被害に遭った預金者には、同行が全額を弁済している。 事件の発覚から公表まで約4カ月かかったことについては、「社内調査や顧客への返金手続きに時間がかかった」と説明している。
Sony Bank:元社員による不祥事件発生について(PDF)http://sonybank.net/pdf/press100210.pdf
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