三菱UFJニコスは、NICOSブランドやUFJブランドの顧客情報を記録したマイクロフィルム(コムフィッシュ)を1516枚を廃棄または紛失したと発表した。
所在がわからなくなっているのは、1993年から2001年にかけて作成された顧客情報の一部。同社内で保管状況の点検を実施したところ判明したという。
顧客情報には、1995年8月〜2001年9月に利用した「NICOSカード」と、93年7月〜00年3月に利用した「UFJカード」の会員など計約19万7000人分の氏名、住所、口座番号、カード番号などが含まれているが、決済に必要な情報がすべてそろってはおらず、今回の情報だけではインターネット通販などの決済に悪用できないという。
同社前身のUFJカードと日本信販が合併した際、営業拠点の統廃合に伴う保管場所の移転などで誤って廃棄した可能性が高いとしている。マイクロフィルムは専用の読み取り機が必要で、これまでにカード情報の不正使用に関する連絡はないという。
三菱UFJニコス
http://www.cr.mufg.jp/
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