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IBM、「Lotus Notes」のパッチをリリース
 

IBMは「Lotus Notes」に存在する、複数の“非常に重大”なセキュリティ脆弱性を修正するパッチを公開しました(2月13日)。この脆弱性とは、攻撃者が、ユーザーにNotesに付属する添付ファイルビューアでファイルを開かせることで、任意のコードをリモートから実行できてしまうというもの。

たとえば、ユーザーが長い名前を持つ圧縮ファイルをLotus Notesで使用されるビューアKeyViewで取り出す時に、バッファオーバーフローを引き起こさせたり、コードのリモート実行を発生させたりすることが可能になるということです。

また、そのほかの脆弱性としては、HTMLスピードリーダーにあるバウンダリエラーなどがあり、攻撃者は、悪質なHTMLをユーザーに開かせることで、Lotus Notesが稼働しているシステムを乗っ取ることができます。

Lotus Notesは非常に多くの企業が採用しており、速やかな対応が必要といえます。