個人情報保護対策−企業・団体のための個人情報保護支援サイト

  • トップページ
  • 設立の目的
  • 活動基本方針
  • 事業概要
  • 会員の種類及び入会条件
  • 会員特典
  • 資料請求
会員特典
  • ロゴのダウンロード
  • 弁護士への相談
  • PiiPシール
  • 模擬試験ID

  • 過去問題集
  • PiiPバッジ購入
  • 書籍購入
  • 講習会申込
 

 

悪質なウェブサイトにアクセスするだけでリモート攻撃のおそれ。
 

残念なことにほとんどのプログラムには何らかのバグや脆弱性があり、ウイルスなどの攻撃を受けても、完璧に防衛することは難しいようです。ただし、新しいウイルスや攻撃方法が明らかにされた時点で、それに対する対抗する策を講じることは可能であり、そういう意味から、プログラムを常に最新のものにしておくというのは、セキュリティ上、極めて重要なことといえるでしょう。

さて、11月21日、Windowsの標準ブラウザであるInternet Explorer(IE)で新たに見つかった脆弱性を悪用するエクスプロイトコードが登場したことが明らかになりました。このエクスプロイトコードが使われると、システムがリモートからの攻撃を受ける可能性があるということです。

これによって、攻撃者はどんなコードでも対象システム上で起動できてしまうということで、ユーザーがだまされて悪質なウェブサイトにアクセスするだけで、何の操作をしなくても、自動的に起動されるおそれがあるということです。

セキュリティ調査会社のSecuniaの発表によると、このエクスプロイトコードはWindows XP Service Pack 2(SP2)上で動作するIE 5.5およびIE 6、ならびにWindows 2000 SP4で動作するIE 6の各バージョンに存在する「極めて重大な」脆弱性を狙うものだと、勧告のなかで述べています。

Microsoftは現在調査中で、「調査を完了し次第、月例パッチリリースの一部もしくは単独のセキュリティ勧告を公表し、この問題を修正するパッチを提供することで、顧客保護のための適切な措置を講じていく」とのことです。